東北レポート(三陸海岸)

2012年06月13日(水) 22時50分
2日目、遠野から三陸方面を目指す。


震災以降、町のようすを何度となく映像で見せられた陸前高田へ。

幾つかの建物の残骸を残し消失した市街地が広がる。

廃墟と化した病院や市役所の前に置かれた祭壇、千羽鶴。

がれきに半分埋もれた淡いピンク色のカーディガン。

海岸に向かう。

風光明媚で知られた松原も砂浜もない。

海岸近くに積み上げられたがれきの向こう、
奇跡や希望の象徴と言われる一本松が見える。

かつてここに松原があったことの証の如く、凛としている。


陸前高田を出て海沿いを南下、石巻を目指す。

山はえぐられ、集落は消え・・・

津波の傷跡は想像以上に凄まじく、ただただ圧倒されるばかりだ。


海水に浸かり枯れる前に伐採した材木の山。

仮設住宅のカンバン、クルマのがれき。

流された橋のかわりに付けられた鉄板。

ぐにゃりと曲がり途中でちぎれている線路。

狭い道、何度も行き交うトラックと観光バス・・・


分かったことは、現状はマスコミ報道通りではないこと。

いずれにせよ、復興には程遠い状況であることに変わりはない。

まずはがれき処理。

分別はほぼ出来ている。

確かに放射能の心配はある。

だがあの現状を目の当たりにした後、
理屈抜きに「がれき受入れすべき」と思わずにはいられない。

「絆〜今こそ心をひとつにし、この国難を乗り切ろう」
震災後、日本中で何度となく繰りかえされてきた言葉・・・

今こそ実行に移すべきではないか。


私にとって一本松は、よく耐えたというより取り残されたイメージだ。


あまりに何もなくて、以前の高田の市街地が思い出せなかった。


気仙沼にて。マルシェは街を再生させるためのコミュニティースペース。


気仙沼市街には、打ち上げられた大型船がいまだ残る。


小さな集落は震災後のまま、人の気配もない。


幹線道路から一歩入った道はいまだ崩れたままのところが多い。


小さな漁港は、漁再開の目処も立たない現状。


志津川にて。がれきの山の前にSLが横たわる異様な光景。


志津川市街もひどかった。多数の入院患者と看護師が津波にのみ込まれたことで知られる公立病院が廃墟として残っていた。
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2002年「ローソンの運転免許」立ち上げのメンバー。以来、常に営業の最前線で活躍。メーカー時代の経験を生かし、「ものづくり発想」を取り入れた合宿免許に関する様々な企画商品やイベントを考案。「合宿免許プロデューサー」として地域の特色やスタッフの個性を生かした企画に定評あり。合宿免許を通じた地域活性化を目指す。2015年1月、株式会社トリオワークス設立。

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